健康保険組合編入
協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)とは、主に中小企業にお勤めの方を中心として全国健康保険協会で取り扱っている健康保険です。
組合管掌健康保険とは、主に大企業にお勤めの方が加入するもので、単一の企業あるいは同種同業の企業が合同して、健康保険組合を設立し運営する健康保険です。
健康保険の給付内容は、健康保険法によって定められていますので、最低限の給付内容はどちらも同じですが、健康保険組合には独自に法律の定めを上回った給付(付加給付)及び福利厚生を行っている組合や、協会けんぽよりも保険料率が低く設定された組合もあります。
健康保険組合の独自給付の例
・出産時の一時金や死亡時の一時金に上乗せ給付がある。
・傷病手当金の延長給付がある。
・インフルエンザの予防接種に補助がある。
・人間ドックや健康診断に組合の負担がある。
・保養施設の利用やレジャー施設の割引などの福利厚生がある。
・高額療養費に該当しない場合でも、医療費の払い戻しがある。
など
健康保険組合への編入は、会社の主たる業務により、また、組合独自の基準により、編入の可否が決まってきます。 また、編入までのプロセスは、早いものでは3ヶ月位、長い場合には1年あまりの期間を要するものもございます。一度編入すると、脱退は原則として出来なくなりますので、お客様の実情と近い将来を考慮し、比較検討を踏まえて健康保険組合編入のご提案と手続きを代行いたします。